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慢性腎不全の原因

慢性腎不全の原因は大きく2種類


慢性腎不全は、腎臓の病気が原因になる場合と、腎臓以外の病気が原因になる場合に分かれます。基本的には、病気による腎臓への血流不足や尿路の障害、腎臓の障害などにより、腎臓のはたらきの低下がおこり、慢性腎不全へとつながります。

なお、とくに日本の透析療法を行う患者に多い原因は、糖尿病腎症、慢性腎炎、腎硬化症です。なかでも糖尿病からの糖尿病腎症→慢性腎不全は透析にいたる人全体の4割程度を占め、毎年1万5000人程度の人が透析にいたるといわれており、社会問題となっています。

慢性腎炎が原因の透析患者においては、近年早期発見・治療がすすんでおきており、減少傾向にあるといわれています。いっぽう腎硬化症による透析患者は増加傾向にあります。これは、腎硬化症そのものが老化によるものが多く、高齢化に伴って今後も増える可能性があるようです。

慢性腎不全をひきおこす病気には、代表的に、以下のようなものがあります。

原因となる腎臓の病気(一次性腎疾患)

病気
  • 慢性糸球体腎炎
  • 急性進行性糸球体腎炎
  • 間質性腎炎
  • 腎硬化症
  • 多発性のう胞腎
  • 腎形成不全
  • 慢性腎盂腎炎
  • 腎結核
  • 尿細管性アシドーシス
  • Fanconi症候群

腎臓以外の病気(二次性腎疾患)

  • 糖尿病
  • 痛風
  • アミロイドーシス
  • 全身性エリテマトーデス
  • 関節リウマチ
  • 強皮症
  • 多発性骨髄腫
  • 抗がん薬、抗生物質、鎮痛薬などの薬剤
  • 結石、膀胱がん、前立腺がん、前立腺肥大
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